白石 自ら現場に行ってお客様の悩みを伺っていますね。「こういう塗料があればいいのに」とニーズが具体的なので、ハードルは高いですがダイレクトに開発に活かせる点が良かったですね。また、サンプルをお客様の所へもっていき、自ら厨房に塗料を塗って検証させてもらいました。「これじゃ使えないな」、「冷蔵庫に全然油が付かなくなった」、「一週間経っても全然油が付かない」と現場の声を聞ける機会は開発にとって貴重なものでした。「つくるだけ」から「売れるもの」、さらに「喜んでもらえるもの」。それに加え「世の中に普及するもの」というように開発における意識が変化していきました。
スマートフォンカバーガラス、保護ガラス、各種装飾ガラスなどへの耐指紋、防汚
撥水・撥油・防汚機能にフッ素系加工剤は欠かせません。フッ素が水、油を弾く性質を持っているからです。フッ素化合物は他の化合物との分子間引力が極めて弱い、言い換えると、モノをくっつけにくい性質があります。これを繊維に加工すると水や油をはじく機能を持たせることができるのです。
ご希望の用途や膜厚に合わせて成分を調整できますので、まずはサンプルからお試しください。
なお、このはじく性質は、ぬれ性を示す接触角であらわされます。接触角とは、液体を固体表面に落としたときにできる液滴のふくらみ(液の高さ)の程度を数値化したものです。具体的には、固体表面に付着した液を横から観察して測定し、固体表面を基準として液滴の端点における液の角度を測定します。
撥油コーティングとは?撥油加工の原理・仕組みや実用例などについて解説
しかし、そのようなフライパンを初めて見たときは大変驚いた記憶があります。当時は、これほど水も油も玉のようにはじく現象を見たことが無かったからです。このような水も油もはじく特性を「撥水・撥油」と呼ぶそうです。
撥油、撥油性是指,將油或油性汙漬排除的狀態。撥油加工的目的是為了保護並維持物體清潔的狀態。運用氟素會排除油的特性,可以對布料、精密機械等各類物品進行撥油加工處理。
また、撥油加工は、表面全体に撥油加工する以外にも、油分の広がりや漏れを防ぎたい場所に部分的に使用する方法もあります。オイルバリアとも呼ばれる使用方法で、シリコンオイルや潤滑油成分の拡散が効果的に抑えられます。 弊社製品フロロサーフは 「液体状の製品で、簡単に塗ることができて、常温乾燥で施工できるフッ素コーティング剤」を基本コンセプトとしております。どなたでも簡単に撥油加工が行える商品となっております。
接触角とは、滴下した液滴の接線と基板とのなす角であり、接触角が大きいほど撥水性能が高いといえます。
偶然発見した現象を、長年培ってきた技術・ノウハウと開発者の探究心で比類なき特性を示す物質にまで磨き上げ、更に具体的なソリューションの提案に挑戦する開発者へのインタビューです。
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フロロサーフは食品に触れる用途には使用できませんが、下記に挙げました通り、普段意識することはないような身近な物に、撥油性の応用としてフッ素コーティングが施されています